久しぶりにラッテと話をした。それも大事な話を。
最近はそれこそ、いろいろあって、話す機会もなくて顔すら見てなかったけど……。
顔が綺麗になったと思ったら目標ができたらしい。
一番大切な友達の相棒に、一番になりたい。素敵な目標だと思う。一生を賭けるだけの価値がある。
それは恋人に近いような気もするし、遠いもののようでもある。恋人をどう考えるかによって変わってくる。
ここは言葉のまま、捉えようと思う。それこそ、額面通りに。
まだ、決めただけだと言っていたけれど、それは大きな一歩だ。それを言葉にして宣言できたのだから、確実に一歩踏み出している。
お節介はせずにわたしはその一歩を見守っていよう。彼女の帰る場所を守ろう。
それにしても彼女にはわたしがぶれている見抜かれていたらしい。自分では大丈夫だと思っていても、他人からは見えている。わたしも修業が足りない。
にゃふん。